畠の帰り道は
寄り道ばかり
道ばたのふきを ちょいとしっけいしてたら
アケビの花と であった
ちかよって 見上げると
からだが 透きとおってしまいそう
こんなところで だれにも気づかれずに
ひっそり 咲いてるんだなあぁぁぁ
ほんとに きれいな人って こんな感じ
ジュンちゃんは アケビの花と おなじだ
花豆お吉。
畠に到着。ひとりぼっちの畠はけっこう好き。きょうはクマよけの鈴をもってきたけど、ぼく、クマだし・・・。やっぱし鈴なんかつけるのよそう。
だってさ、ここは小鳥の劇場だからさ。小鳥たちの朗読を聴いてるほうがずっと楽しい。
ピーチチチ ピーチチチ
ホーホケキョ〜 ホーホケキョン
カッコウー カッコウー カッコウー
ジュジュジュジュジュ チュイチュイ
お耳はたのしく、手はうごかそう! きょうは、茶豆を植えます。
二粒ずつ、植えます。きのう農文協の営業の人がきて、豆は黒い背を下にとか言っていたので、そうかそうか、ではそうしましょ。穴をあけて、ちょい。穴をあけて、ちょい。そんなかんじでひょいひょいと植えていく。これなら一人でも軽いもんよ。
農文協の営業の人は仙台からきて雨の中をバイクで一軒一軒お得意さんを回っているんだって。ぼく、農文協の本をよく買うからね、それで来たみたい。でもえらいなあ、顧客を一軒一軒回るなんて、さすが、農文協。たいしたもんだねえ!