あそぶ子ども
文字サイズ・背景色変更 : 
文字サイズ:小 背景:白 文字サイズ:中 背景:白 文字サイズ:大 背景:白 文字サイズ:大 文字色:白 背景:黒 文字サイズ:大 文字色:黄 背景:青 文字サイズ:大 文字色:黒 背景:グレー
2011/06/07

この上で遊んでいた 写真

滝沢村巣子に二日ほど居た。近隣を散歩したら、あそぶ子どもに出会った。
 
道路脇のこんもりとした丘。
 
茂った樹の下で、なにやらブランコをしているのだ。
 
小学校4、5年の男の子か。ずいぶん楽しそうに遊んでいる。
 
道路下で、よくは見えないが、たれさがったツタにぶらさがったり、はいのぼったりして、遊んでいる。おっ、秘密基地だなと、うれしくなる。
 
あいにくカメラを持っていなかった。
 
家に帰って庭仕事を始めたが、どうにも気になる。あの情景を写さないでどうするのだ。

小径 写真

小径の先に 写真

あわてて、カメラを持って飛び出す。空き地について、その小高い丘にたどりつくのと、男の子三人が道路下の自転車に飛び乗ったのがほぼ同時だった。
 
子どもたちの立ち去ったあとの秘密の遊び場。

ブランコが・・ 写真

ここはなにより得難い子どもの基地だ。
 
遊びが子どもを育て、遊びが子どもをたくましくさせ、遊びこそが、人と人をつなぐ人生の基礎。生きるよろこびの根っこは、ここなのだから。
 
梅棹忠夫という人は、暗黒の彼方の光明ということを言っていた。「理性」対「英知」。英知は、自然の中で生まれ、遊びの中で育まれる。1+1=2以外の世界で。
 
そのことをもっと真剣に考えたほうがいい。文科省も国も。日本再生は、もうそういうところからしか始まらないのだから。

ちいさなきいろいかさ 写真

さて、きょうは、「ちいさなきいろいかさ」絵にしまきかやこ、文もりひさし(金の星社)です。
 
この絵本はずいぶん前の本です。ちっとも色あせず、今もときどき出して読みます。雨の日のうっとうしい気分がぶっとんじゃいますよ。
 
きいろいかさを買ってもらった女の子のおはなし。あめがふってきて、ちいさなきいろいかさをさすと、ほらほら、いろんなことがおきて、たのしいあめの日になります。
 
おかあさんと、子ども、しあわせな一日になりますように!

ページトップへ
インデックスページへ
Copyright(C) 2011 宇部京子 All Rights Reserved.