みんな じゅんぐり・・
栃の花が きえ
藤の花が 咲く
藤の花が きえ
桐の花が 咲く
桐の花が きえ
白雲木が 咲く
<おつぎは 君だよー>
風の こえに
野茨が 身をのりだす
さあ! いくよー
風が ざわざわ
山が ひかる
京コ ちょっと前まではアカシアがさかんに咲いていた。今、山は、白雲木の瀟酒な白が、ジューンブライドの花嫁のように美しく輝いている。久慈琥珀館の先の山道で出会った白雲木。そのあまりのきれいさに、また、車を止めてしまった。
木の下で、真っ白な花のシャワーをあびる。
ああ、いいなあ、きれいだなあ、とみとれている。顔がほころぶ。ココロもほころぶ。すてきだな。6月の山。
お吉 とうとつでは、ござんすが、海からの恵みがきた。な、なんと生きている、タコである。 こればっかりは、ぼくには、できんぞなもし。家人、タコをゆでる。
タコ、ごめん!
これはめかぶ。これこそがメカブ、ですぞ。刻んで熱湯をかけると、あざやかな緑になりますんよ!
あしたは、めかぶご飯にしようかなあ?
畠の脇にある、フキをちょうだい。山はフキだらけですぞ。細いほうは庭のキャラブキ。出たものは、有り難く、いただきますねん。
上のほうが山のふき。下が庭のふき
海の幸、山の幸、ありがとさん!