秋ですね。
水内喜久雄さんが、中日新聞に連載したコラムが本になりました。
「ステキな詩に会いたくて」(小学館)
54人の詩人のエピソードが載っています。
わたしもさいごのほうに載っています。
コラムの件で、水内さんにお会いしたのは、ちょうどパソコンが壊れてパニクっていたときで、水内さんに会い、その足で、新しいマックをかかえ銀座マックに行かなくちゃなんて思ってた。
本をひらくと、谷川俊太郎氏、まどみちお氏、新川和江氏、茨木のり子氏とつづき、尊敬し、敬愛する大詩人たちのあとに、気まずそうに私の名が載っている。ときどきこんなふうに大詩人にまじって詩が載ったりするのだが、ことの重みを認識できず困ってしまう。どこまでもドジなのだ。
いいかげん、腹をすえなければとおもう。けれども、もって生まれた土着の精神なのか「こっぱずかしくて」穴があったら入りたい。
静かな久慈もこの日ばかりは人、人、人・・・じっと山車を待つ
さて、秋祭り。
ひさしぶりで久慈の祭りを見る。
父も母も祭り好きだった。
家にはごろごろと祭りの人形の作りかけがあったりして、当然私たち子どもも
小さいときから祭りにでた。
姉とふたりで、冠もかぶったし、小学校の間は「金棒引き」をやったし、中学は山車を引いた。
ようするに祭り女なのだ。太鼓の音も笛の音も大好き。祭りのあとのうら寂しさもまたよかったりする。